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九代目長江惣吉 曜変天目茶碗の復元について

九代目、長江惣吉(ながえそうきち) 「曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)」の復元について書いてみました。「耀変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)」とは、約800年前に中国南部の福建省の建窯(けんよう)で作られ、世界の陶芸史上最も美しく、そして最大の謎に包まれた幻の茶碗です。

 

九代目、長江惣吉(ながえそうきち)、未だかつて誰も成し遂げていない世界に4点しか存在しない神秘的美しさ、「曜変天目茶碗」の再現に挑む!

 

9代 長江惣吉 経歴

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1963年 生
1983年 瀬戸窯業高校陶芸専攻科卒
1984年 大阪芸大中退、家業の染付磁器の窯屋に入る
1995年 父、八代長江惣吉死去に伴い、曜変天目再現の研究を継承
1996年 曜変が作られた福建省建陽市で開催された
中国古陶磁研究会国際討論会に招請を受け論文発表を行う。
「瀬戸天目と灰被天目の相関関係」
これ以降27回に亘り建窯窯址の調査を行う

1997年 建窯窯址の発掘保存事業に協力
1998年 九代長江惣吉を襲名、曜変天目再現に取り組む
2010年 東洋陶磁学会において研究発表を行う
「曜変天目再現の研究、その光彩について」
2012年 瀬戸市の瀬戸蔵ミュージアムで開催された
「ルスと呼ばれた焼き物」展を提唱、企画する

瀬戸市より陶祖藤四郎の学術研究委員の委嘱を受け研究、講演を行う
東洋陶磁学会論文集に研究論文が掲載される
「宋代建盞の光彩の研究」

 

 

中国で生まれ、日本に伝わった曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)

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曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)は約 800 年前、中国の建窯(けんよう)で生まれました。この時期、高級茶は白色をした白茶が主流。茶映りが良いことから、黒色をした黒釉碗が好まれました。建窯(けんよう)で焼かれた黒釉茶碗はブランド品としての地位を確立し、巨大な窯で一回に 10 万個もの茶碗が焼かれたと言われています。

 

そもそも“曜変”とは“光り輝き、変幻する”を意味します。本来、曜変天目の釉薬には天然材料が使われており、焼き方によって色合いが変化して、ブラックオパールのように鮮やかな光彩が発現します。

 

 

無数に焼かれた中から、僅かに生まれたのが、曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)でした。そして、鎌倉時代に中国から交易品として日本に伝わりました。室町幕府の足利将軍家の宝物について記した巻物には、この世にこれ以上のものはない、と最高の評価が与えられています。曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)には、日本人の美意識が受け継がれ、伝えられてきた歴史が含まれています。