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「醜女」(しこめ)とは?その言葉の起源等について

「醜女」(しこめ)と言う言葉の起源等ついてまとめて見ました。「醜女」(しこめ)とは、日本神話において黄泉国(よもつこく)あの世に凄む「黄泉醜女」(よもつしこめ)のことで、黄泉(よもつ)の神々に従っている醜い鬼女のことを指しています。


「醜女」(しこめ)とは、日本神話に登場する、黄泉(よもつ)神々につかえる邪鬼・鬼女

 

日本神話、「黄泉平坂(よもつひらさか)の戦い」

 

日本神話における天地創造の女神(妻神)である伊邪那美命(いざなみのみこと)が、火の神、火之迦具士(ひのかぐつち)を生み落とした時、その火によって女陰を焼かれ天地創造の最中で死んでしまいました。

 

それに怒った男神(夫神)である伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は、十拳剣(とつかのつるぎ)でその子供である火の神、火之迦具士(ひのかぐつち)の首をはねてしまいます。

 

しかしその時、十拳剣(とつかのつるぎ)の剣先に付いた血から、「建御雷神(たけみかづちのかみ)」をはじめとする、八神(やそかみ)の天津神(あまつかみ)が、火之迦具士(ひのかぐつち)の死体からは八神(やそかみ)の山神らが生まれました。

 

男神(夫神)の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は嘆き悲しみ、あの世にあたる黄泉国(よもつこく)まで妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)を求めて旅立ち苦難の末やっと妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)を見つけ出し、黄泉国(よもつこく)の神も妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)の復活を承認しました。

 

その時、妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)は夫に向かって、「私がいいと言うまでは決して私の姿を見ないと約束してください」と懇願し奥に戻っていきました。

 

ところが、いくら待っても出てこない妻にしびれを切らした夫の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は約束を破り奥まで妻を呼びに行った時、そこにあったのは、溶けただれウジ虫のわいた醜く変わり果てた妻の姿に驚き逃げだしてしまいます。

 

 

約束を破られ自らの醜い姿を見られてしまった妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)は、

私に恥をかかせたと激怒し「黄泉醜女」(よもつしこめ)に命じて、夫の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)を殺すよう追わせました。

 

妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)が追わせた鬼たちのひとつ「黄泉醜女」(よもつしこめ)はどんどん追いつきます。追いつかれそうになった時、自分の黒髪や櫛を「黄泉醜女」(よもつしこめ)に向かって投げつけると黒髪は野ブドウに、櫛はタケノコ変わりそれを「黄泉醜女」(よもつしこめ)が食べている間に逃げました。

 

 

間一髪現世に戻ることができた夫の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は、黄泉(よもつ)と現世を繋いでいた入口を塞いでしまいます。閉ざした入口の向こうから「私はこれから毎日1000人の生者を殺します」と叫びます。

 

それに対して夫の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は、「それなら私は、これから毎日1500人の女に子を産ませよう」と返しました。

 

 無事に逃げ帰ることができた、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)は、阿波岐原(あわきはら)で黄泉の国での穢れを払う禊(みそぎ)をした際、左目からは「天照大御神(あまてらす おおみかみ)」、右目からは「月読命(つくよみのみこと)」、鼻からは「素鳴尊(すさのおのみこと)」が生まれました。

 

以上が、「醜女」(しこめ)という言葉の元になった日本神話、「黄泉平坂(よもつひらさか)の戦い」です。