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スマートテレビにサイバー攻撃 画面が停止し「罰金払え」の画面 国内300件以上ウイルス検知

家庭のスマートテレビがサイバー攻撃を受け画面が急に停止し、不正に金銭を要求する新種のウイルスが、日本国内で300件以上検出され、複数の感染被害も出ていることがわかりました。

 

 スマートテレビにサイバー攻撃

最近話題のスマートテレビ(Smart TV)とはパソコンの便利機能がテレビと融合した新しい方向性のテレビとして、 2011年1月にラスベガスで開催された世界最大の家電ショーで、サムスン電子やLG電子が新しい使い方のテレビとして、スマートテレビを大きく取り上げ、 他のメーカーも同様の方向性を示すなどして特に注目されるようになりました。、パソコンと携帯電話が融合したスマートフォンと同様に今後の展開が期待されているテレビのことをいいます。

このインターネットへの接続機能を持つ市販の「スマートテレビ」が今ウィルスの標的となっており、ウィルスに感染すると、スマートテレビの画面が急に停止、不正に金銭を要求する脅迫文が表示されます。今年に入り、日本国内で300件以上検出され、複数の感染被害も出ていることが10月28日わかりました。これまで家庭ではパソコンが主な標的だったサイバー攻撃が、インターネットの導入が進む家電にも及んだことになり、関係者は注意を呼びかけています。

ウイルス対策ソフトを販売する、トレンドマイクロ社(東京)は、同社が開発した、スマートテレビなどで約400万個利用されている対策ソフトは新種のウイルスを約320件検出しましたが、ほとんどは感染を免れたといいます。しかし複数の被害も報告されておりスマートテレビへのサイバー攻撃が明らかになった事例はこれまでなかったといいます。

実際にスマートテレビがウィルスに感染する事例としては、スマートテレビ上でインターネットに接続、音楽やゲームなどのアプリをダウンロードした際に感染する恐れが高く、感染すると、正常に動いていたテレビの画面が急に停止。そして、画面上には日本語や英語で、「アメリカ合衆国国土安全保障省」や「法務省」」などを装い「ブロックを解除するためには、1万円を支払ってください」「あなたの行為は違法な行為として検知されました」などとする虚偽のメッセージが表示され、視聴者にアメリカアップル社が提供するプリペイドカード「アイチューンズカード」の購入を求め、金銭と同じ価値のある裏面のコード番号を打ち込むように指示をします。72時間の制限時間を示し、制限時間内に支払いに応じればブロックを解き、支払いに応じなければブロックが解けずウィルスに感染、30分後にウイルスが発動しテレビ画面が停止すると脅します。脅迫画面が表示されると、コントローラーで動かしても、つけ直しても元に戻らず復旧するためには、テレビの基本ソフト(OS)を初期化しなければならず、メーカーに問い合わせる必要があります。電子情報技術産業協会(JEITA)によると、薄型スマートテレビの2014年からの国内出荷台数は累計760万台以上。トレンドマイクロ社は「感染しても絶対に支払わないようにしてほしい」と注意を呼びかけています。

 

最近話題のスマートテレビとは

スマートテレビ(Smart TV)とは、従来のテレビにパソコンやインターネットの機能を加え、さらにそれを発展させたものです。スマートフォンが”進化した電話”とすれば、スマートテレビは”進化したテレビ”とも言えます。

2011年1月にラスベガスで開催された世界最大の家電ショー”International CES”でサムスン電子やLG電子がテレビの未来形として紹介したのをきっかけに一気にスマートテレビという言葉が広まりました。このスマートテレビの特徴について少し紹介をしてみたいと思います。

 地上派以外の番組が好きなときに見られる

スマートテレビの大きな特徴として、まず最初にあげられるのが放送コンテンツの拡充です。テレビがインターネットに繋がることで、自宅にいながら映画やドラマなどがオンデマンドで視聴できたり、youtubeなどの動画もパソコンで見るのと同じようにストリーミングで楽しむことができます。

SNS機能でテレビのおもしろさが何倍にもUP

SNS機能で面白さが広がります。たとえば、サッカー観戦をしながら一緒に見ている全国のファンとリアルタイムにチャットで応援をしたり、今見ているドラマの感想を他の視聴者と共有したりできます。これまでのテレビは「お茶の間で一家団欒を楽しむ」のものでしたが、スマートテレビではそれが「より多くのユーザーとのコミュニケーションツール」になると言えます。

アプリケーションの追加で楽しさ無限大

スマートフォンにアプリケーションが追加できるように、スマートテレビにもゲームなどのアプリケーションが追加できます。たとえば、カラオケのアプリケーションを追加すれば、自宅にいながらテレビの大画面でカラオケを楽しむことができます。このように、スマートテレビでは今後「自宅という要素」と「通信機能という要素」を最大限に生かしたゲームやコンテンツが開発されていくと思われます。

 テレビ電話が楽しめる

テレビに通信機能が加わることによりテレビ電話という使い方も一般的になることが予想されます。現在テレビ電話といえば、携帯電話などにテレビ機能を追加する「電話+テレビ」という形が一般的ですが、スマートテレビではこれが「テレビ+電話」となり、本当の意味でのテレビ電話が実現するかもしれません。

タブレットやスマートフォンとの連携

タブレットやスマートフォンとの連携も視野に入っており、例えは、スマートフォンをテレビのリモコン代わりに使ったり、iPadで調べているページに関連した番組やコンテンツをスマートテレビで検索したりといった具合です。逆に、自宅のスマートテレビで検索した動画を、寝室にいながらスマートフォンやタブレット端末で視聴するといったことも可能になると言われています。

まとめ

スマートテレビとは何かは明確に決められていませんが、考え方としては、
「テレビ放送に加えてインターネットにも接続して、映像や関連情報を利用できる」。
「他の機器とホームネットワークで接続して機器間連携ができる」。
「アプリケーションソフト(アプリ)を後から追加して機能を拡張できる」。
「使いやすいユーザーインターフェースで簡単に操作できる」。
など、テレビをスマート化(より賢く)すると共に、テレビを中心にデジタル機器をネットワーク化して、 色々な情報を活用するデジタルライフの中心機器にしようとするものといえます。

このような方向性に向けて、日本の各メーカーも様々な動きを見せてきました。当初は、ソニーがGoogleと提携して検索機能を付加した「Sony Internet TV」を2010年10月にアメリカで発売しました。その後、 パナソニックは「Smart VIERA」のコンセプトのもとにビエラ・コネクト(VIERA Connect)のサービスを2011年春から開始し、 東芝は、スマートフォンと連携して操作性や利便性を向上するAppsを使うレグザAppsコネクト(REGZA Apps Connect)というサービスを国内で始めました。2012年以降はデジタルTVの需要拡大をはかる狙いもあり、スマートテレビをスマートホームの中心機器として位置付けて、 インターネットクラウドサービスとの連携やスマートフォン・タブレットとの連携など各メーカーは様々な展開を進めています。