ベビースターラーメンの歴史とおやつカンパニーについて書いてみました。
ベビースターラーメンを製造している「おやつカンパニー」は、ベビースターラーメンのマスコットキャラクターではおなじみの「ベイちゃん」と「ビーちゃん」について2016年をもって引退させると発表しました。
ありがとう!ベビースターラーメン、マスコットキャラクター「ベイちゃん」「ビーちゃん」ついに引退。30年間に感謝!
ベビースターラーメンのあれこれ
製造元:株式会社 おやつカンパニー
本社所在地:三重県津市一志町田尻420番地
種類:株式会社
株式・市場情報:非上場
設立:1948年9月3日
業種:食料品
事業内容:スナック菓子、カップ麺の製造・販売
代表者:松田 好旦(代表取締役社長)
外部リンク:http://www.oyatsu.co.jp/
主力商品:ベビースター・パンスナック菓子・ブタメン・えびチップス他
企業理念及び製品に対する会社の考え:
「たっぷり、たのしい」を企業理念とし、安心・安全を子供たちに届けたいを念頭に商品の開発・製造を行っている。
安心・安全に対するおやつカンパニーのこだわり
一部に十勝平野の国産小麦を使用
おやつカンパニーという社名にふさわしい「おやつ」を提供し続けるため、同社が近年力をいれているのが、「安心・安全」への取組み。
国産小麦の約60%の収穫量を占める十勝平野に契約農場をつくり、化学肥料や農薬を出来るだけ使わない5年の輪作農法で作った、安全で美味しい小麦を使用、国産小麦を使用した商品作りを始めています
包装にも徹底、「おいしさ」を活かす追及
「ベビースター」の主原料である小麦粉をワンランク上のものにして、商品そのものの風味を保持するため遮光性の高いアルミ蒸着フィルムを包装を採用。
さらに、酸化防止を防ぐ窒素ガスを充填するなど、品質へのこだわりを徹底。平成12年には品質マネジメントの国際規格であるISO9001も認証取得し、安心・安全を子どもたちに届けたいと努力を続けています。
ベビースターラーメンの歴史
1955年:おやつカンパニーの前身である「松田産業有限会社」が、世界初となるインスタントラーメン「広東麺」を発売。時代を先取りしたアイデアとおいしさで話題になる。
1957年:学校給食用の 麺の供給を開始。
1958年:サンシー殖産(現在の「日清食品ホールディングス」)がチキンラーメンを発売。
1959年:インスタントラーメンの製造工程で発生する麺のかけらを従業員におやつとして配ったところ大評判となり、商品化をしてみることに。初代作「ベビーラーメン」を発売。
1971年:子供向けスナック菓子で一番(スター)になりたいという想いを込め「ベビースターラーメン」に商品名を変更します。
1975年:有限会社から株式会社へ改め「松田産業株式会社」へ。
1978年:ミニカップラーメン発売
1988年:ベビースターラーメンのパッケージデザインを大幅リニューアル。
「ベビーラーメン」の発売以来、長年使われたキャラクター「ベビーちゃん」を現在の「ベイちゃん」に交代します。
そして、これまでの「チキン味」に加え、「みそ味」と「カレー味」を新たに発売。
それ以降、味や形状に様々なバリエーションが登場するようになります。
1999年2月: 丸いタブレット状に固めた「ベビースターラーメン丸」発売。
2002年 - 「ベビースターラーメン丸」を星型に固めた「ベビースターラーメン星」に変更。
2007年 - 「ベビースターラーメン」1袋の内容量を35グラムから30グラムへ変更、量を減らした実質的な値上げを行う。またFUNKY MONKEY BABYSのプロデュースによる「ファンキーモンキーベビースターラーメン 八王子ラーメン・しお味」を期間限定で発売。
2008年:林家木久扇の所属事務所・トヨタアートとの提携により、「林家木久蔵ラーメン・しょうゆ味」を期間限定で発売。「ベビースターラーメン」1袋の内容量を30グラムから23グラムへ変更、前年に続く量を減らした実質的な値上げ。2007年の35グラムからの値上げ幅は、35%に達する。
2009年:ベビースターラーメン発売50周年、会社創立60週年。同時期に発売された鉄道玩具プラレールも50周年なのでコラボ企画誕生。
2010年:ベビースターラーメンの麺を太くし、パッケージデザインをリニューアル。CMキャラクターにKinKi Kidsが起用される。
2016年12月13日:「ベイちゃん」と「ビーちゃん」の引退を発表。
補 足
ベビースターラーメンの通常商品については、現在「チキン」と「うましお」の二つに
なっています。新しいキャラクターについてはまだ発表はありません。